天安門前の国慶節行事を大型画面で鑑賞
昨日10月1日、朝10時から12時までINSTの会議室の大画面TVで国慶節の行事を見た。その印象、すごい、のひとこと。
この行事では今この国が何を目指しているかを非常にわかりやすくアピールしている。科学発展とか、中国和解とか、富国、強国とかいろんなことを。
↑ 人文字で、
何十?万人の人文字でそういったことを伝えながら、いろんな機材、人が行進する。どうしてもはじめは華やかな軍事機材を使ったパレードが多くなってしまうが、これから(も)国として力を入れて行きたい科学発展の人文字の際には、宇宙ステーションの模型に人が乗ったおみこしみたいな行列があったりする。(後半電池切れ、後で写真追加予定)。
ときおり、TVの前に集まった学生の拍手がわき起こったりするときには、若い人が何に賛同し、なにに興味を持っているのかよくわかる。近年、党に入党希望の若者がすごく多いと聞く。
今の主席の登場の際にも、拍手がわき起こったりするので、人気があるのだろう。それにこのINST近くの有名な大学を出ているので、後輩にあたる学生も多いのだろう。こちらでの主席の評判は、とにかく国民にやさしい人だということである。日本でのイメージとちょっと違うが、ほんとうに国民のことを考えてる人だから、とても人気があるのだろう。
↑ 現と前主席
そのほか、いろんな歴代の首相にも拍手があったりして、若い学生もみんなよく政治を見ているなという感じ。ちょっと日本と違うかんじ。30数州(県)ある中国の州ごとのパレードでも拍手が再々あったりして、学生の出身の数が拍手の大きさでわかるが、このINSTには多くの学生がいろんな中国各地から修士や博士号を取るため北京に来てるのがよくわかる。とにかくみんなよく勉強する。この点も日本と違うところ、負けるなあ・・・(泣)
とにかく、国の方針を数文字で表現し、説明する人文字といったら、まるで電光板のよう。音楽が常に流れているので、その音楽に沿って文字や絵模様を表すため、手に持った旗などで一糸乱れず、さっさと変えていくのだろうが、何十万の人がそんなことできるとは不思議でならない。まるで、大型液晶画面のようにその表現力と複雑な動きには感服。統制がとれすぎて、ちょっと怖いくらい。
↑ ピンボケばかり
机の上に固定した携帯カメラで、このTV画面の写真を撮ったが、すべてピンボケだった。カメラの液晶画面ではくっきり見え、あまりにきれいな場面が多いので、その都度バチバチ撮ったが、ここに載せるに堪えないものばかりで残念だ。半分くらいの1時間ぐらいたった途中で、電池切れ。その後は友人に借りたカメラでその続きを撮ったので、そちらの写真に期待したい。
午後は夕方7時から、花火など夜の催しがあった。ここでは一転、軍事パレードはなく、国民の未来の祭典だ。午前午後とも、オリンピックのあの開会式に勝るとも劣らない華やかさ、さぞかしお金がかかっただろう、と心配は無用。日本の国会で内閣発足の際おこなう説明とは雲泥の差、国民に対する最大のサービスであり、説明責任といえる。今の中国は最新のTV技術を駆使して、できるだけわかりやすく広く国民に自分たちの行く道を説明しているのだ。それで、国慶節は天安門へ出かけるのではなく、国民はTV前で、と言ってたのだろう。
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