中国の農家へナシのもぎとりに

温泉山猿

2009年10月08日 02:34

↓ こちらも写真からスライドショーにかえました。なぜか個別の写真はなかなか表示されません。はじめはノートブックのネットスピードが遅いのかと思っていましたが、そうではないようです。

海水浴場のあとは、ある農家に梨のもぎ取りに行く。今中国では電力不足、電気を引くのに従兄に大変お世話になったという農家らしく、歓待してくれた。


田舎道も広い→スライドショー


行く先々の中国のどの道路脇にも、整然と木が植えてあり、木の根元は白く塗られている。なぜかと問うと、害虫予防剤の塗布だそうで、夜の車のライトで道路の端を浮かび上がらせる目的もあるとのこと。

農業の指導専門家(先生)もやってきて、いろいろ梨のことを教えてくれる。こちらは韓国の梨、あちらは日本からの梨、とか。65歳とかだが若々しく、とても明るい方だ。


ここの梨は無農薬だから皮ごと食べてOKといい、自ら何個もかじる。みんなも安心して数個も。確かにどれも甘くておいしいかった。特に、大きなのがみずみずしくて旨い。中国も早から無農薬の良いことに目覚めたのだ。わが国でもつい数年前までは、農家は自分用には無農薬、売り物には農薬いっぱいという時代だったのに。


言葉が通じないので、筆談も。土の上に漢字を書いては消し、書いては消す。お互い漢字の国、だいたい言いたいことがわかるが、ときどき漢字の意味が違うこともあり、その場合は日本に来ていた奥さんに通訳を頼む。そのうち意気投合して、うちに夕飯を食べに寄れと誘われるが、ブヨウ(ら?)(不要=要らない ではきつい感じなので、この場合は お構いなく、か)と言って断っていた。


↑ 筆談

北京からボクたちを連れてってくれた奥さんは、友人へ配るとかで、車のトランクいっぱいに梨を取っていた。

畑の様子は日本の風景と似たり寄ったり。遠く向こうの方(写真に丸で囲んだところ)に、電気ショック式虫取り器のようなものが吊るしてあるのを見つけたので、何かと問うと、虫取り器だという。こんなに広いのに1個だけ?それで気がついた。真っ暗闇では1点だけ光るものがあればそれに向かって、虫が寄ってくるので十分なのだろう(か)。





↑ 遠くに虫とり器がポツリ、 下のサムネイルはクリックで拡大できます↓





ボクも少し前、別のブログ いつでもアウトドア、に書いたことのある電気ショック式虫取り器、吊した自宅の窓にはがたくさん集まってくるだけで逆効果、全く役に立たない!!とこき下ろしたことがあるが、今から思うとはずかしい。この虫取り器の役割を殺虫することだと考えていたのが間違いで、むしろおびき寄せるのが役割だと考えれば、窓際なんかに置くのでなく、そこから遠く離れた所に置くべきだったのだ。中国にきて、ひょんなことから理解できた(こき下ろして、恥ずかしい限り)。現在とりあえず自宅の裏庭のツリーハウスの床下につるしてある(http://spacedomtreehouse.blogspot.com)が、こんど帰宅したときには別の場所に移そう。

そういえば、先日訪れた北京大学の構内の木にもひとつだけ吊るしてあった。やっとその使い方をひょんな所で理解しました。



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