中国の結婚式って?

温泉山猿

2009年10月09日 14:50

唐山市に旅行中に見た中国の結婚式。結婚式は2,4,6など偶数の日が良い日らしく、それも午前中だけ。お披露目は昼御飯を食べながらとのことなので、今回見た限りは日本のように、豪勢ではないみたい。

爆竹を鳴らしたり、空砲を何発も打ったりで、とても賑やかだ。そばでいると地響きがするくらい大きい音、周りの車に搭載したセキュリティ器(名称?)があちこちウーウー唸りだす。はじめ何の音だろうと思った。


↑ 結婚式があるしるし

この日は10月4日で偶数日、それに国慶節のある10月という恵まれた時期もあって、どのホテルも結婚式を祝う 垂れ幕 ならぬ、赤い半円のエアーバック(なんと呼ぶのかな?)の飾り付けが。

街の通りは結婚式用に飾り付けた車の行列があちこちに走っている。先頭車は車の屋根を開いて上半身乗り出した友人が、あるいはワゴン車なら後部ドアを開いてその中から友人が、あとに続く新郎新婦たちの車の行列をビデにおさめている。

しばらく見物する。ホテルに宿泊したという北京から来たお嫁さん、その彼女を迎えに新郎たちの車の列がやってきた。普通はお嫁さんの実家に新郎が迎えにいくのだそうだが、こちらにお嫁さんの実家がないのでホテル泊だそうだ。迎えたあと、実家にあいさつ?に行くのだそうで、賑やかに街に繰り出して行った。空砲はその車がホテルに帰ってきた時に鳴らすのだろう。

すべての車が4つ輪印の新しいアウディ、たぶんレンタルだろうとのこと。そういう会社もあるのだろう。若い人が多かった。


スライドショー



もう一つの結婚式は、地元のお嫁さん、新郎が迎えた車が結婚式のあるホテル前に到着。地元の普段着のおじさんおばさんが多かった。見ていると、受付のすぐ前でポケットから何枚かのしわくちゃの札を無造作に出して、そのうち100元札1,2枚か2,3枚かを受付のおじさんに渡していた。日本ではありえない風景。その受付のおじさん、お札をスーパーでくれるようなビニール袋にポイとしまう。昼御飯だからだろうか、お祝いは普通1,2百元あたりから千元あたり、たまに1万元(約13万円)もあるという。この場合親戚か、リッチな人からのことかもしれない。


↑ 式を覗いてみる。だれでも歓迎という感じ

結婚式が多い日だったため、その日は昼食ができる店(ホテル)が少ないということだった。翌日行ったレストランでも、次の日(やはり偶数日)予定の結婚式の飾りがしてあった。


↓ その他の情報

北京

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