日本の新型インフル対策、情けなくなっております
関西でも東京でも日本中で今、さらに新型インフルエンザが蔓延してると、聞きました。
↑ 2009年11月17日 国立感染症研究所 感染症情報センター より
北京に来る前には東京の、孫の学校や保育園、娘の勤め先の保育園窓でもいくつか学級閉鎖がありました。それがいま、さらにすごいらしいですね。学級閉鎖は日常茶飯時、とうとう娘もダウンで入院しています。
娘にその兆候があったとき早い処置を勧めて、血液検査や髄膜検査などインフルエンザに関する4、5種の検査を受けました。その結果はすべてOKと言っていたのに、その後の頭の痛さに耐えかねて行った他の病院で、新型インフルエンザだったことがわかったそうです。で、大学病院に入院の羽目に。
いまでもガンガンする頭痛の原因はどうも、最初に受けた病院での髄膜検査の際に髄液が漏れたせいのようで、そのため今も頭痛と吐き気で苦しんでいる模様で、遠く北京から心配しています。
今日の電話では、とうとう入院も2週間をとうに超えてしまっていまったそうです。新型インフルエンザの方はすでに良くなってるらしいのですが、インフルエンザそのものより、最初の髄膜検査時の処置ミスの方で苦しんでいるわけです。
一昨日大阪の友人からも、新型インフルにかかったと連絡がありました。年配者だから大丈夫なんて言ってますが、ほんとに大丈夫なんだろうか?
ここ北京では、マスクをしてる人も少なく、今日その話を現地の若者に言ったら、北京は大丈夫、いつでもワクチンができるので、自分も今朝病院に行ってやってきたと言ってました。だれでも無料だそうです(調査結果:残念ながら外国人はだれでもというわけにはいかず、住所登録など必要なアイデンティティがあればとのこと)。
特に北京には十分ワクチンがあり、だれでもいつでもできるとか。それで地下鉄でも、バスでもマスクをかけた人もいないのだとも。7,8年前のサーズ騒ぎの教訓を生かしているのだとも言ってました。関連記事は
ここにも。
一昨日、混雑するバスに乗ったのですが、マスクをしていたのはボクたち二人だけで、なぜだろうと思っていましたが、その理由がわかりました。
医療面など公衆衛生面ではたち遅れていると思っていた中国、ことワクチンに関してはすごいですね。反面、日本中、ワクチンが足りない、足りないと、いつまで騒いでいるのだろうか?今北京で、先進国のはず?の日本政府に対し、情けない気持ちになっています。
後日追加↓;
とはいえ、中国や日本のワクチンについては、
こんな記事を追加しました。
日本の輸入ワクチンについては、
ここ
中国のワクチンについても
こんな記事があったりします。
こちらではある記事をクリックしてもタイムアウトエラーになったりします。この点、とてもわかりやすいです(笑)。ワクチン摂取にもいろんな考え方がありそうですので、一概に接種がいいかどうかわからなくなりました。友人もやめておいた方がいいと言います。理由は不明です。
2010.1.31追記:
ワクチンは不要?の記事も参照してください。
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