北京の冬空をきれいにする方法(費用)
このマンションは21階建て、1階に8家族、約168家族が住んでいる。北京では1人っ子政策が徹底されているので、最大3人家族なので、約500人くらいか。
見るところによると、子供もいなかったり、すでに成長して出て行ってたり、空き家があったりでそれよりだいぶ少ないとは思う。日本では1家庭あたりブレーカー用量30A=3kWくらい以上が普通だが、ここではなぜかあまり電気は要らなそう。暖房のせいで、暗くしてても快適なのかな。
で、感じ、その3分の1の1kWもあれば十分かなという気がするが、どのくらい使うのか、分電盤をみても A(アンペア)などの表示がないので正確なところはわからない。一応1kWで計算する(必要なら後で、倍数すればよいだけ)。
で、マンション1棟で168kW、超小型のガスタービン(GT)でOK。でもこれでは能がないので、地域暖房として10棟(5000人)分あつめ1680kW→約2000kWのGTとする。これでもGTとしては、まだまだ小型の部類。
コジェネ(意味はあとで)にして、GT1台で10棟分(=0.5万人)の電気と給湯が賄えるとなると、北京市全体ではどれだけの台数が要るか?
北京市の人口は2200万人位か、で0.5万人で割ると、約4400台→
約4400億円(コジェネGT1台1億円?として)
安すぎて、間違いないかな? (北京にマンション4万4千棟しかないとは思えないし、平屋もあったりでもっと必要かもしれないとは思うけど、一応の試算です)。ひとけた間違えてないかな?、もちろん工場などの分は除いた話。
1家族1kW→3kWにすれば10棟分で6000kW(6MWのGT)、これなら納得できそうな気が。GTの容量も3倍になるが、値段は3倍にはならないだろう。
昔、海部首相がポンと米国にさしあげた無駄遣いの1兆円を思い出す。
この1兆円あまりのお金、イラク戦争費用の肩代わりに米国にあげたものだが、世界から感謝もされず、命よりお金だけで解決する民族と見えて、ひんしゅくを買ったものだ。これは我々全国民赤ちゃんを含め一人1万円ずつ支払った勘定であり、汗水たらして働いて納めた税金だけに、大変残念だった。
北京の空をきれいにするのに使えば、感謝されていただろう(多分)。
もっとも、こんな額なんて、今の中国ではなんともないだろう。コンパクトなGTコジェネパックの設置は簡単なので、やる気さえあれば、すぐにでも実現できる話。・・・(
つづく)
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