密云で67度の白酒

温泉山猿

2009年12月08日 19:03

北京の空は相変わらず、朝はとくにモヤがかかっている。最近中国ではこのせいか、ガンが急増とか、時折、道を歩いていても石炭のにおいが漂ってくることがある。


そんなおり、北京から100kmくらい北に行った「蜜云」というリゾート地「云佛山旅遊度暇村」に行ってきた。2泊3日の旅。会議というが年一回の忘年会をかねてのようなもので、行った日の金曜日午後は8時まで、翌日土曜日はたっぷり朝8時から夜8時まで会議のスケジュールがびっしりだ。さいわい、ボクらは自由行動。

リゾートホテル

北京を少しバスで抜けただけで空は青く、気温も北京より4,5度低いとか。この地もまだ北京内のひとつの県(中国では県が市より小さい町に当たる?)だそうで、この北京も河北省(東京都にあたる)のほんの一部だそうだから、ややこしい。通常北京というのは北京市のほんの一部の北京中心部(北はオリンピック会場あたりまでの。なんと呼ぶのかな)?

だから、省ー市ー県という順序。北京だけで東京都の3倍はあるとか、だったら河北省は東京都の何倍?うーん、イメージ沸かない!

この密云県あたりの気温はマイナス数度からプラス数度くらい、空気が冷たい。ホテル周りの池も凍っていた。

このリゾートホテルをさらに先に行ったところにある湖は、北京の給水池だそうだ。ホテルから遠いので湖は残念ながら見に行ってない。



初日の晩餐(その他の写真

毎夜、たっぷりの料理と北京の蒸留酒(白酒)で盛り上がる。先日記事にした56度と違い、67度もある酒だった。口に含んでも前記事の白酒のような口内にひりひり感はない。度数が高いほど上等の酒らしく、これが白酒で最高のものだそうだ。値段も飛び切り高いらしく、先の記事のような自前の超安酒とわけが違う。

中国ではこういう場は何度も乾杯をやるので、飲みすぎてしまう。立ったり、座ったままテーブルにコップを当てたりして。乾杯というと、完全に飲み干さなくてはいけないそうで、いつものように許してくれると思ったら、司会者と目が合っったためか、そのときは飲み干せとしぐさで言われてしまった。2回目からは、無理しなくていいよというようなしぐさで周ってきてくれたのだけれど。



 




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