車内泊さえも必要ない温泉/薬石の湯 瑰泉

温泉山猿

2009年01月11日 21:48

(後日追記、2010.2.26)こちらに温泉内の詳しい追加写真があります。




道の駅


車を宿に旅をしていると、メインの街道沿いに温泉があると便利だ。特にそれが道の駅の近くだとなおさらだ。でもここで紹介するのは、その車内泊さえ必要ない街道沿いの温泉なのだ。

それは「薬石の湯 瑰泉(かいせん)」、山梨の甲州街道沿いにあって、石和温泉への入り口の交差点横にある。24時間2000円(割引券で1700円)と安い。割引券がなければ、入る前に無料の会員になってから入ればよい。なお、会員には誕生月には一回だけ無料で入れる。二人だと半額に当たる。もちろん二人とも誕生月が同じだと、二人とも無料になるので、入会していて損することはない。

それで温泉自体は?というと、並みのものではない。ヘルスセンターのようなちゃちなものでもない。すべて宝石の石で作られている。トルマリンや麦岩石をふんだんに使った各種の内風呂。内風呂の壁には、水晶などで作った明かりが取り付けられ、淡い光を放っている。

露天風呂も広く、これも湯床や岩も宝石の石。広いこの露天風呂の奥には1段上がったところに2,3人用ヒノキ風呂。屋根と柱は太い竹でできており、水晶の岩から湯があふれてくる仕掛けだ。時々店員が湯の温度のチェックと岩塩袋を入れ替えにくる。清潔だ。私の好みの場所だ。


圧巻は、100畳くらいの乾式サウナ部屋。時折、別の部屋で熱せらrた大きな石を乗せた機関車のような台車が出てきて、その部屋を暖める。普通のサウナ部屋のように狭くはないので、いつまでも寝て居る人もいるが、私は熱さに我慢できないので、長くは居られない。

そのサウナ部屋の横に、玉砂利を敷き詰めた岩盤浴ならぬ玉砂利浴の部屋が2つある(トルマリン部屋と麦岩石部屋)。お腹や目のまぶたにその暖かい玉砂利を乗せたりして、体中を心から暖めることができる。

またサウナ部屋の外は広いヒノキの縁側になっており、手入れの行き届いた美庭が望める。今は寒い季節(1月)だけど、春から秋にかけては、風呂から出たあとの読書に最適だ。備え付けのサンダルや突っ掛けで、庭に下りて散策も良いが、そこには夏の間は温泉が回流する小池?小川?もあり、足湯も楽しめる。

寝る部屋としては2つ:ムシロのようなアジアン的敷物を敷いた大きな部屋、床は暖かい。コーナーにはトルマリンの入った冷水のサービスがある。もう一つは、映画を見られる部屋。どちらも毛布や枕を貸してくれる。



翌日の朝ごはんも、前夜頼んでおけば5~600円とかの安さで用意してくれる。全体的にあまりにも安いので、出張の際に利用している人もいるようだ。朝などには、化粧台の前で背広姿にネクタイを整えている人をときたま見かける。

こうなるともう、車内泊の旅でも車内泊などする必要がなくなる。温泉好きには快適そのもの、私が友人にも勧めている温泉の一つだ。旅の途中だと24時間まるまる滞在するわけには行かないと思うけど、それにしても快適な旅になること受け合いだ。

ここ「薬石の湯 瑰泉(かいせん)」、の駐車場はとても広いので、行ってみて車内泊がよければ、それもできるだろう。20号線筋だからレストランなど近くにたくさんあるし。


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参考:全国24H健康ランドGPSデータ


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