団塊世代の車内泊考はじめ-1

温泉山猿

2009年01月24日 12:25


100円ショップ


「これから車内泊するぞ」、と意気込んでウキウキ気分で取り付けた棚網や吊り下げレール(100円ショップの伸縮ポール)などは今はない。先日記したように、運転するときの見晴らしをさえぎるオソレがあるものを一切取り外したからだ。

金網でできた収納ラックだけは後部座席の右窓にそのまま、これはたいして運転時の視角を狭めないからだ。窓下の飾りカーテンや運転席側の目隠し用カーテンも、視界をさえぎらないので、そのまま。ほとんど元々の車内の様子に戻ってしまった。確かにすっきりはしたが、何かが違う。自分の夢の場所を失ったようで、ちょっぴり淋しいのかもしれない。

今はわがラルゴは買い物のほかは、単にDIY材料を運ぶ「運搬車」に成り下がっている。けど、以前は違った。

天気のいい日には、何の目的もなくても庭に止めた車内泊用改造車に入って、昼寝や読書をした。夏を除いては、車の中はポカポカ暖かくて読書には天国だ。それに、座席周りには柔らかいシュラフが転がったり、好きなアウトドアの小物が吊ってあったりで、ごちゃごちゃしてはいるが、「いつでも旅に出られるぞ」、という雰囲気があった。

こうして車に隠れている時、娘の家族が来たりするとすぐ見つかってしまう。ときどき行方不明になる私の居場所は、「多分、車の中か隠れ家だ」、と孫も お見通しだからだ。せっかく騒がしい世から逃げてきても逃げ切れないのだ (つづく)


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温泉っていいなあ~ 安上がりの温泉旅はなんといっても車内泊、といってもボク自身あまり経験無いけど・・・奥も深いです。↑に温泉情報がいっぱいですよ~


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