車泊用小型暖炉としてのCandle heater

温泉山猿

2013年02月17日 12:50

ここで紹介するものは、DIYもできるローソク式超小型暖炉( candle heater)。維持費も安いが、それだけ熱量も少ないもの。

先の記事で、車用に欲しかった超小型の fireplace(暖炉)の候補になるもの。クルマの中ではそんなに熱量も要らない。そのため、以前超小型のアルコールストーブを試したが、臭くて気分が悪くなるので諦めたことがある。一方、照明用のコールマン等の白灯油やガス式ランターンは、熱量が大きく暖まるのには十分なのだが、やはり臭いし車内では危い気がした。



candle heater (original)



クルマ用としては、先の記事のようなマキストーブは必要ないし、小さなローソクの火なら安全そうだ。レストランをはじめ、欧米では一般家庭でも常にローソクは使われている。液体型の燃料もあるし、どこでも安価に入手可能だ。

しかしパラフィンローソクなど石油でできたものは要注意、たとえアロマという名前がついているローソクでも、有毒ガスを出し危険という記事もある。蜜蝋や大豆でできたローソク(ソイワックス)が、より安全らしい。





(decorated)


クルマの中ではフンワカした暖かい空気が漂うだけでいいのだが、そのような狭い場所では、一酸化炭素中毒が一番心配だ。それが発生しないような工夫やそれを検知する工夫、少しでも新鮮な空気の入れ替えができるような工夫があればより安全と言える。

クルマ旅では、車内で食事時などでcandle heaterで暖かい雰囲気を楽しんだ後、寒くならない内に寝ることがベストかも。








(idea to exaust gas)
細い管で排気ガスを外に出す工夫(案)by 53




100均でテラコッタ花鉢を見つける



いろいろ工夫できそうだ






また、








ホンマ¥1680or2600(SUS)


最安値¥2200










お役に立てれば、
    




実際にDIYされる方は、下記追加記事も⬇


(参考)
実際にDIYされる方は、次の批評、批判の記事例を読んでからにした方が良いでしょう :例2ほか



要するに、このcandle heater は熱をゆっくり時間をかけて拡散させる、すなわちmass heaterの役目を鉢がしているだけで、ローソクが持つ以上の熱を発生させるわけではない。従って、単にローソクを燃しても同じ暖かさが得られる。(だから、天井に登った暖かい空気をファンで吹き下ろすだけで良い、という人もいる)。

また、鉢からの輻射熱は、鉢の外壁が低温のため大きくない。従って、ストーブの壁が高温になるマキストーブのような感じではないだろう。鉢を手で触れば暖かいが。

それにしても、何だか気になるアイデアのせいか、いろんなサイトでとりあげられている。火はやはり人間の心を虜にしてしまうのだろう。

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