冬の車内泊暖房などつれづれに(2)
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とlころで、「車中泊でクルマ旅」さん、
最新記事で早速、私の質問への回答記事を書いていただき、またまた恐縮です。
「車中泊の安価な暖房法」に関して、最も経済的だと思われる「車のエアコンを車中泊の暖房に使う」と、本当のところどのくらい危険か?、の記事をお願いしたわけです。多くのトラックの人たちが普通にやってるようにやるとどうかなと・・・。
「車中泊でクルマ旅」さんも提起されているように、メーカー自身が、雪の冬場でも「夜なか中つけっ放しでも危険のないエアコンや暖房手段付きカー」を開発してくれないのかなぁとボクも思います。大昔「デンソー」の研究開発室を訪ねた時、エアコンの開発をいろいろ精力的にやっていました。世界の自動車生産国のわが国ではその能力と余裕は十分ありだと思うのですが、なぜやらないのか不思議です。需要が少ないのかもしれません。
というか、車のエアコンなんて夜なか中つけっ放しにしても、実は危険でもなんでもなくて、現状のもので十分安全だということかもしれません(メーカはわざわざ言わないですが)。家庭用ファンヒータがそうですよね、換気を1時間位毎にやってくださいと使用説明書には必ず書いてありますが、そんな面倒で、部屋が寒くなるようなこと、誰もやらないです(ボクだけ?)。
それでもときたま新聞で、積雪時の車中泊中の死亡事故が大々的に報じられます。私自身、積雪時期の車内泊はこれからもないのだけれど、帰郷の際PAで一寝入りすることはよくあります。雪のない日でもそのことが頭があって、エンジンのつけっ放しはできません。本当はこういった事故は通常では全くありえないのかもしれません。
雪が車の周りに積もったとき、それによって排ガスが車内に回ってきたときだけ危険なのであれば、冬の車内泊を目指すものにとって何とか方策はあるように思えます。
たとえば、排気ダクトの積雪期用アダプターなんかどう?と思うのです。排気マフラーの出口に上向きの煙突を車の屋根の高さくらいまで伸ばす。熱いガスは自然に上に行くから大丈夫だろう。煙突の上には、雪や雨が入らないように小屋根を付ける(田舎の家に昔あったような、トイレの臭気抜きの煙突に似ている)。
今ではなんでも製造責任が生ずるから、簡単に製品化は無理であれば、自己責任でDIYして実験してみようかな、と考えたり。思い起こせば、昔の石炭自動車(バスやトラック)は煙突があったっけ?
また、車内を直接暖めるためのヒータのDIYなんかどう?と考えたりします。車用ヒーターには話題のドイツ製FF(強制排気)式ヒータがありますが、高価、車に装備するための細工が大変なことが難点です。キャンピングカーならいざ知らず、普通の車には熱すぎるかなと。
FF(強制排気)式ヒーターよりも、強制排気式でないファンヒーターの方が断然効率が良いように、熱効率が最もいいのは車内で燃すヒータです。排ガスを外に出さないので100%の熱効率なので、ちっぽけなヒータでも暖房に十分だと思うのです。燃料の中でも安全なアルコールが一番かな、と思ったり。
ところで、車内で一晩、複数人で寝ても酸欠で息苦しくないのはなぜだろう、車って隙間だらけ?。一酸化炭素ガスの車内濃度増加が危険なら、一酸化炭素ガスが出たり、酸欠になると消火するようなマイコン式、「超小型カイロ式アルコールヒータ」ばどう?、と思うのだ。だれかDIYしてくださ~い。
結局、いろいろ思いあぐねるよりは、車中泊は少しくらい寒さを我慢して、そのまま寝た方がベストの選択だということになるかもしれません。それにFFヒータのようなハイテクでなくても、いっぱい布団をかぶって、ローテクで安価なホカロンや湯たんぽを抱えて寝る方が快適だろうし、と思ったり・・・。(終)
この記事に納得なら↓、もっと完全な車体の暖房法は
こちら。
温泉っていいなあ~ 車内泊では不便を楽しみましょう
冷・暖房
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