温泉手形利用第1号「多摩テックのクワガーデン」
この9月にはなくなるという「多摩テックのクワガーデン」に久しぶりに行く。心なしか以前のような華やかさが感じられなくて、ちょっと人が少なくてさびしい感じだ。開設当時は近くにもこんな施設が!、というような感激を覚えたものだが、いつの時代でもそのままの状態では続かない。温泉掘削技術の進歩で、日本中何処でも地球の恵みが得られるようになった現在では、同様な、あるいはもっと設備の整った温泉が、雨後のたけのこのように作られたからだろう。
この温泉の良いところは、少し茶色がかったぬるめのお湯で、今でも入ると肌がつるつるする状態を保ってるところ。出来立ての「秋川つるつる温泉」のお湯に似ている←こちらは今もお湯がそのまま健在かどうか知らないが。茶色というだけでは確か、近くの「ロテンガーデン」もそうだったかな。
それと今では、当たり前になっているが広い露天風呂、滝から湯が落ちてくる光景、今回は新緑の垣根にピンクのツツジ、通路には黄色い鉢植えの花がずらっと並べられきれいだった。その横の小さい方の露天には竹筒から落ちる打たせ湯が2本、その頭に鮮やかな赤めの葉っぱの木が和風のいい雰囲気をだしている(男湯だけ?)。そよ風に吹かれて、露天の浅瀬部に寝そべって、極楽気分を味わう。これで最後になるかもしれないと思い、サウナも、やはり我慢は嫌いなので早々に退散した。
内風呂の全面ガラス窓からの絶景はすばらしい。昼間には遠くに低い山並み(丹沢など)とそこからちょっと突き出た富士山が望め、夕方になるとその山影の後ろには赤い夕焼け。一方、休憩室の見晴らしも素敵だ。大きなガラス窓の下は今度無くなると言う多摩テックの遊戯設備のかずかずが、小山にはピンクの八重桜が春を惜しむかのように広がる。
なお、今回の入湯は午後3時過ぎから夕方7時ごろまで。最初1時間入り、2時間くらい休憩し、寒くなったのでその後40分くらい入って帰るいつものパターン。温泉博士5月号の温泉手形利用第1号(無料だから入湯税もなし)。手形では基本、タオル、館内着はなし。もちろん借りられる(わずかだが有料)。
帰りにフロントでの清算時、次回のため「入館ご優待券」をくれた(9月18日まで有効)。これによると、現在のタオル、館内着込みセット料金は通常大人1950円だそうだが、これが1400円になるという(やっぱり高い。みんなホントにその料金で来てるのかなあ、いろいろの割引券もあるみたいだし)。ちなみに、今回(木曜日)の場合、駐車は5時間まで無料の日。温泉博士に感謝。
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