新緑の奥多摩「ままごとや」
前回奥多摩の松野温泉「水香園」へ出かけたとき、残念ながらお休みだったので、引き返す途中「ままごとや」に寄った(場所は
ココ)。家内からは20年くらい昔知り合いと「懐石料理」を食べにいった話を聞いていたので、さぞかし高級なところで入りづらいところだろうと、思っていたが今は全くそうでなかった。もちろんその横にある「会席」の館?のような場所は今もそうだろうが、そこには人出はなく、むしろその前にある「ままごとやの広場」の方がにぎやかでボクとしては好きだ。
簡単な食事もできるし、なんとなく有名な酒屋さんの経営だけあって上品な味作りで旨い。それに安い。気に入ったのは多摩川を目前にした東屋風屋根つきデッキや、パラソルのあるオープンな場所、僕の好きな雰囲気でまるで京都嵐山にある「お茶のみ処」といったところ。
時間もあったので、午後3時からの酒蔵見学も。1時、2時、3時・・・と定時ごとに見学案内があるそうだ。ちょっと3時を過ぎてはいたが入れてもらえた。女の人 数人のグループの中に飛び入りした形だが、酒のつくりをよく理解できた。
吟醸と名乗れるのは精米率60%以下、その中で50%以下のものは、特別大を付けて大吟醸と名乗っていいそうだ(記憶違いがあればご容赦を)。ここ「沢の井酒造」は35%の精米だとのこと。ここの酒すべてその精米率ではないと思うが、大粒の大阪産「山田錦」(だったかな?)がちっちゃな粒になるまで精米するそうで、そのサンプルも見せてくれた。価格も高くなるはずだ。ということは安酒はこの精米率が当然大きくなるだろう、あまり安い酒を買うのも考えものだ。
太い梁の飛ぶ酒蔵には大きな樽(内部ホウロウ仕上げのステンレスタンク)が何百本も。5000Lとか小さいのもあるが、多くは8000~10000L、それ以上。すごい生産量だ。170年とか200年とか続いている酒屋さんだと聞く。絞りの工程、地下水の湧き水の場所などを見て、最後は最初の待合室で、試飲。車で来たので飲めなくて残念だったが、先の広場で試飲できる湧き水をたっぷり堪能?した。
写真は多いですが、ままごとやの広場を余すところなく・・・。ダブルクリックで画面いっぱいに拡大します。
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温泉っていいなあ~、でもね、今回は温泉入りそこねの立ち寄り見物でした・・
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