1000円ETCで1000円ポッキリでの全国制覇は絶対無理

温泉山猿

2009年05月27日 15:56


ETC全般・ETC車載器本体トラコミュ


今度また、郷里四国まで旅するに当たり、日曜日に中央高速に乗りそのまま引き継いで明石大橋を通った場合(中央道→名神→大阪の大都市近郊通過→山陽道→四国連絡橋)、明石大橋流入が月曜日でも明石大橋(四国連絡橋道路公団分)が休日料金のまま1000円で済むのかどうか?、気になって調べてみた(いままではそれで済むと信じていたのだが・・)。

案の定、のようにややこしい説明だ。なんで、こんなややこしくするのかな、と少々腹が立ってしまうくらい、理解不可能な説明なのだ。



具体的にボクの今回の場合に当てはめてみよう:

明石大橋流入が月曜日になるので、↑の「ダイヤグラムの一番最初の例」にあたるとすれば、明石大橋は1000円ではダメでびっくりするほど高い平日料金になりそうだ。なぜなら、大阪近郊には東京の首都高速のような特別なゲートはないが、明石大橋に流入する際にゲートがあるとおもうので・・・。でもね、ボクの場合は、上のダイヤグラムの1番目の例と違って、「日曜日に高速に入った」という証拠はあるんだけど、どうなるか??です。

ちなみに淡路側から明石大橋を渡ってきた後、(本州明石道路分を)出るときにはゲートがありました。したがってこちらから入るときにもある?と思います。前回、四国→東京への帰路の際に、四国連絡橋分を最初1000円取られたましたので。料金は3100円(明石大橋通過後第1回徴収分1000円、大阪大都市近郊分+大津から八王子までの第二回徴収分2100円)。


もちろん前回は土日休日がどれも適用されるような通り方であったが、1番目の例に当てはまるとすれば、今回は明石大橋流入が日曜日中か、月曜日にずれ込むかで大きな料金差となってしまいそうだ(ほんとう?)。なんど↑のダイヤグラムを見つめても結論つかず(後日実際に走って報告します)。

(後記:この例では東名が、「休日特別ETC割引が全く適用されない」ってことなのか、それとも単に「ローカル高速分が合算で1000円にならない」ってことなのか、この点もわからないんですが。多分前者)。



さらに、なんとか大阪大都市近郊を通過しなくてすまないか思案したが、↑の高速道路地図をみれば無理な事に気づく。そういった経路が取れないように作られているのだ。北陸には高速道路が切れているし。なかなかNexcoさん、やるね。

全国、青森から九州まで1000円ポッキリは絶対ありえない。とくに大阪大都市近郊特別料金がくせもの。ここを通過しないわけには行かないからだ。

それにうえのダイヤグラムの2番目、3番目の例にあるように、「指定時間内に通過の条件」や「翌々日までに流出という条件」など、これまたややこしい条件がある。これってどういうこと?「首都高速」流出後のみ?に限っての条件なのか??

理解しがたい上にこれに反すると、本来「ローカルな高速道路」はまたいでも合計で1000円ポッキリなのはずなのだが、それが適用されずに別個に1000円(計2000円)とりますよ、ということなのだ。それにしてもすぐさま、この条件を理解できる人がどれだけいるのだろうか。具体例に当てはめようと思っても、単純なボクにはわかりません。

こうした、大都市圏を通過する際の特別条件を課すことによって、それのみにとどまらず、ローカルな料金を2重取り(すくなくとも2~3倍以上に)する魂胆が見え見えなのだ。

ボクも最初は混雑する大都市圏だから、「まあ大都市近郊料金ってのも仕方ないか」くらいに考えていたのだが、先の難解な2つの条件を理解しようと努めるほど(1番目の例も自分にあてはまるのかどうかわかりませんが)、このシステムはなかなか深い意味がある。庶民が短絡的に1000円ETCを喜ぶようにさせて、実際にはそうは行かないようなシステムつくりがなされている。

こんな複雑な料金システムだと、ETCのコンピュータシステムも複雑になるし、人手もかかる、はたまた庶民のためを考えるなら、1本に単純化したらと思うのだが、料金を徴収する側からは、表向きとは違った隠された裏技が必要なのだろう。皆さんもよくよく考えて出発しないと、ひっかりそうですよ。


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~記述内容が間違っていれば、あとあと訂正していきますので、お許しを。

要するに、「土日休日に高速に入ったとしても、どこかに新しい進入ゲートがあってその時が土日休日以外だったらダメ(平日料金になる)」ということなのだろう。・・・とすれば、今後場合によってはゲートを追加したりして、高速道路を「安く」何日も長旅する人をそれで除外できてしまうことになる。ボクなど そんな旅も実際に考えていたんだけど・・(後日記)









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