カイマクル地下都市(トルコ)

温泉山猿

2010年05月16日 13:23

これもトルコの世界遺産、カッパドキアという火山層(石灰岩)台地にあります。


その他の写真

6~10世紀ごろ、周辺アラブ諸国の迫害をのがれて、キリスト教徒が

隠れ住んだという地下都市。



このカイマクルは現在発見されている36地下町のうちのひとつとか。

内部はこんな感じ↓

 bkjcq0945さんのチャンネルから



地下にはいろんな部屋、羊小屋、ワイン醸造所、倉庫、教会、台所、トイレ、井戸、

通風孔が作られている。

カイマクルの歴史や謎については、検索でたくさん出てくるので、詳細はそちらへ。


でも、こんなに暗くて息の詰まるような狭いところに、敵が過ぎ去るまで隠れ住んでいたとは、

考えるだけでため息が出る。





遺跡出入口には寂れた土産店が数軒あり、トルコの小物を売ってたりするが、皆とても暇そうで、

カイマクル(買いまくる)客もすくない。

地図などもっと詳しくは、↓
「カッパドキア周辺には地下に掘られた都市がいくつか残っているが、ここはそのなかでも最大規模のもの。起源は謎に包まれているが、ヒッタイトによって造られ、その後迫害から逃れたキリスト教徒が住んだといわれている。内部には台所、食堂、教会、学校、井戸などがあり、それぞれが狭いトンネルでつながっている。外敵の侵入など急にそなえて道を遮断する仕掛けや、外気を取り入れるための通気口も造られていた。迷路のように入り組んだ通路が続く地下都市の中は夏でも肌寒いほど。何か1枚はおるものを持っていこう。(AB-ROAD海外基本情報から)」


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